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隣人のひとり言

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2004年 06月 14日

6/13 自動販売機 vending machines

友達と話をしていて改めて意識したのだが、僕は自動販売機でジュースを買わない。ここ数年間買ってない気がする。友達に言わせればそれはめちゃめちゃ「変」な事らしいが、それでも僕の周りには結構そういう人がいる。

僕が自販機でジュースを買わないのは、単純に「高いから」という理由だった。それがいつの間にか本来の理由から離脱し、今は単純に「欲しいと思わないから」になった。
まったくと言っていいほど自販機でジュースを買おうと思わない。そういう概念自体がどっかに行ってしまったらしい。
あ、でもそういえば少し前になるが、洗濯するために小銭を作ろうと缶コーヒーを買ったことがある。かなりしぶしぶ買った。で、更にしぶしぶ飲んだら全然うまいと思えなかった。しかも悪いことに缶の材質にまで体が拒否反応を起こしてしまい、口の周りの皮膚がちょっと赤くなってしまった。缶コーヒーに負けた男。二口KOくらいである。もう二度と買わねー。

僕は外食もほとんどしない男である。これもまた同じ理由で、「外で食べたいと思わないから」。そんな高い金払うほどの価値があるとはどうしても思えないし、お金の使い道なら他に沢山思いつく。
単純に必要のないものはいっさい買わない。必要なものには糸目をつけない。そういう鉄則である。なので節約はしてるが、特に貯金があるわけでもない。
これはよく友達とかにも言ってることだが、お金は消費するんじゃなくて投資しよう、ってこと。自己投資ですね。モノを食ったり、服や鞄や時計に金かけたりするのはただの消費。僕が好きなのは買った時点ではその価値はゼロかも知れないが、それを伸ばすも腐らすも自分次第っていうものたち。自分の使い方ひとつで価値が波変動するようなものたちにお金を使いたい。
さながら、RPGの主人公がボスを倒すために剣や盾を装備するようなもの。今の僕はまだこん棒に皮の盾、布の服って感じである。今後これに、ノートパソコンがくわわり、A3まで印刷できるプリンターが加わり、露出計やレフ版、さらに専属のスーパーモデルでも加われば、もう言う事なし。例え砂漠のど真ん中に自販機があっても素通りしてやる。

それぐらい自己投資のためにお金を使うことは有意義なことだと考える。
一瞬の喜びのために無駄にお金を消費している方々、次に何か買う時に「これは一年後の自分にも役立つものか?」と自問してみてください。きっと多くの確率でその答えは「いいえ」になるはずですから。

消費するお金の量が幸せの度合いに比例するなら、誰も好き好んで時給900円で汗を流さない。世の中はそんなに単純じゃない。

HP
http://www.freestyle-freelife.jp/free.html

by quasi-world | 2004-06-14 01:02 | 哲学


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