隣人のひとり言

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カテゴリ:本( 20 )


2007年 06月 26日

片眼の猿

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先日、『片眼の猿 one eyed monkeys』という小説を
読み終わりました。

今流行の道尾秀介さんの作品です。


僕はこの人の作品を一度も読んでなくて、
ただ名前だけは知っている状態で、


「よし、じゃあこの『片眼の猿』を読んで
おもしろかったら、今後もこの人の作品を読んで行こう!」



と決めて読んでみたんです。




結果は・・・・





イマイチ・・・でした。(;_;)




決してつまらなくはないんですが、
僕はどうも台詞まわしが好きになれなかった。


なんかね、台詞が幼稚な感じがするというか
自然じゃないんですよね。

ある説明をさせるために
無理矢理会話が始まってる感じで、
こういう言い回しって、絶対現実じゃありえない、
そう思っちゃう。


かと言って極端に非現実的でもなくて
どっちつかずで割り切って読めない。そんな感じがしました。




確かにね、トリックそのものはおもしろかったですよ☆

本の帯にも


『まず断言してしまいます。
どれだけ眉に唾を付けて読んでいただいても、
著者の企みを100%見抜くのは不可能でしょう。
どうぞ目一杯期待して読んでください。
そして驚いてください。』



と書いてあったように、
確かにこれは見抜くことはできないなぁ、と思います。

そこはちょっと感心♪(^_^)v

それを楽しむためだけでも
確かに読む価値はあるかも知れませんが・・・


どうなんでしょうか?



小説って、やっぱり登場人物が素直に心に入ってこないと
どうしても一歩離れた場所から読んじゃうんで、
どれだけ物語に入り込めるか、
そこが一番大事だと思います☆


最近おもしろい本に飢えているKIRAっちでしたw



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by quasi-world | 2007-06-26 11:03 |
2007年 05月 19日

チルドレン文庫化

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「あ、そうだ、これ、やるよ」とポケットから小さなケースを取り出す。

「なんです、これ」

「ミニディスク。音楽が録音されてるやつだよ、それくらい知ってるだろ?」

「だから、なんです、これ」
明君はもう一度、先ほどよりは訝しさと苛立たしさを露にした。
「中身ですよ」

「俺がやってるバンドの曲だよ。格好いいから、聴いてみろよ」

「自分で、格好いい、って言っちゃうんですか」
明君は、同情するような目になった。

「悪いですけど、俺、お世辞とか言えないですから。それに、陣内さん、
もう三十過ぎですよね。そんなおじさんのバンドってダサいですよ」


「いいか、これだけは言っておくけどな、俺は生まれてこの方、
ダサかったことなんて一度もないんだよ」


(『チルドレン』本文より)

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伊坂幸太郎の小説の魅力は

なにより 格好いい大人が沢山登場することです。

格好よく生きる、

それには 素直が一番なんじゃないだろうか

最近の僕は 強くそう思います。



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東京ビックサイトで開催される巨大アートイベントです☆
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by quasi-world | 2007-05-19 00:20 |
2007年 04月 26日

デザインフェスタのブース決定☆

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最近また読書熱が再発してますw

普段から何らかの本は常に読んでいるんですが、
時々、無性にたくさん読みたくなる時があるんですよ〜♪


最近ちょっと落ち着いて時間ができたためか
またまた色々読み始めてます。


伊坂幸太郎さんの『ラッシュライフ』を読み返しながら、
先日本屋で偶然見つけた大崎梢さんの『サイン会はいかが?』を購入し
一日で読み終えました☆
相変わらずおもしろいです、この人の作品(^_^)v


『ラッシュライフ』も残り数十ページになったので
随分前に買って読まずに放っておいた
小路幸也さんの『そこへ届くのは僕たちの声』を引っ張りだしてきて
読み始め、
まだなんか足りないなぁ〜と思い、
先ほど本屋に行き、坂木司さんの『青空の卵』を購入して
読んでます♪


やっぱ何冊かチョイスがないと落ち着かないんですよねぇ、うんうん。


読書を心を豊かにします



たぶん(笑)



ま、それはいいんですが、
やっとデザインフェスタのブースナンバーが決まりました(^_^)/


C-501です!!!


会場一階の端っこの方です☆
隣のブースでは、東京サーカスのパフォーマンスが行われますので
そちらもついでにお楽しみください♪♪

あとちょうど一ヶ月くらい
がんばりますよぉ!!!!


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by quasi-world | 2007-04-26 21:29 |
2007年 04月 18日

良心



『良心については、多数決の原理があてはまらないんだ』


--『重力ピエロ』(伊坂幸太郎)



いやね、本当にね、そうなんですよね

誰も本当に正しいことはわからないし、
法律だって「正しいと規定した事」の上に成り立ってる


そんな世の中だから

僕らは曖昧な良心に

強く強く頼るしかないのかも知れない



意識したことがありますか、あなたの良心?

意識したことがありますか、あなたの判断?


何を基準に、 善悪を決めてますか?




ps.ちなみに、伊坂さん原作の映画『アヒルと鴨のコインロッカー』、
東京では夏に公開らしい。そして伊坂さんの住む仙台では
5月12日、先攻ロードショー(>_<) まじで仙台まで見に行きたいっす♪

アヒルと鴨のコインロッカー公式サイト



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by quasi-world | 2007-04-18 12:53 |
2007年 04月 14日

重力ピエロ

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最近、伊坂幸太郎さんの『重力ピエロ』を文庫で
読み返してます☆

伊坂さんと出逢った最初の作品です

いやぁ〜やっぱりすごいですよ、この人♪
言葉がすごい、言ってほしいことをさらりと言ってくれるような
そんな心地よさがあります。


お奨めです〜、それだけ言いたかった(^_^)v





「この演奏しているのが盲目だと聞いて、
俺には納得がいったよ」父が笑った。

「この楽しさはそういう人間だから出せるんだ」

「そういう人間?」

「目に見えるものが一番大事だと思っているやつに、こういうのは作れない」
父の言わんとする事はうっすらとではあったが、わかった。

「小賢しさの欠片もない」私はつぶやく。

「この演奏者はきっと、心底ジャズが好きなんだ。音楽が」父がうなずく。

「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」
春は、誰に言うわけでもなさそうで、噛み締めるように言った。

「重いものを背負いながら、タップを踏むように」
それは詩のようにも聞こえ、

「ピエロが空中ブランコを飛ぶ時、みんな重力のことを忘れているんだ」
と続ける彼の言葉はさらに、印象的だった。

ーーー「重力ピエロ」本文より




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by quasi-world | 2007-04-14 21:26 |
2007年 03月 05日

アイネクライネ

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伊坂幸太郎さんの読み切り短編

『アイネクライネ』

papyrusの最新号に載っています♪


やっぱ、おもろいですね、伊坂さん・・・もう圧巻です。

短編でも長編でも関係なく、
伊坂ワールドはうま〜く心に響いてきますね。

ああ、もうすげぇ、まじですげぇ(@_@)


しかもこのpapyrus、
僕の尊敬する桜井さんまで載ってるし、
最高を越える表現があるならそれを言いたいっす


独りでテンションあがって申し訳ないw

でもね、この『アイネクライネ』、
出会いについてのお話なんですが、
確かに人と人が出逢うっていうのは、
どんな出会いも奇跡的で、狙ってやってるわけじゃないし、
望んだことがそのまま叶うわけでもない、
だけど、やっぱり大事で、
だからこそやっぱり貴重で、

僕らはもっと いろいろな出会いに感謝しなきゃいけないんだな、
そう思いました。

ああ、上手く言えないですが、
なんだか幸せな気分になるんです☆


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KIRA
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by quasi-world | 2007-03-05 23:58 |
2006年 05月 28日

頭の中で繰り返し読む言葉


最近の僕が何か行動する時、

いや、むしろ、何も行動できない時に、

頭の中で繰り返し読む言葉がある


それは、『終末のフール』という小説の中のひとつ

「鋼鉄のウール」の中の一節。

主人公の苗場さんと、ある俳優の対談シーン


*****************************************************



『苗場君ってさ、明日死ぬって言われたらどうする?』

俳優は何の脈絡もなく、そんな質問をしていた。

『変わりませんよ』苗場さんの答えはそっけなかった。

『変わらないって、どうすんの?』

『僕にできるのは、ローキックと左フックしかないですから』

『それって、練習の話でしょ? というかさ、明日死ぬのに、そんなことするわけ?』
可笑しいなあ、と俳優は笑ったようだ。

『明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?』

文字だから想像するほかないけれど、
苗場さんの口調は丁寧だったに違いない。

『あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?』




*****************************************************



残りの人生を恐れないのは、

心の強さではなくて


その生き方にあるんだ


そう 思いました。
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by quasi-world | 2006-05-28 09:52 |
2005年 09月 03日

9/3 切ない犯罪

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読み終わりました

東野圭吾の『容疑者Xの献身』


ものすごくよかったです(>_<)



僕は今までこれほど切ない犯罪の話は読んだことがない






***********************


自分の思い通りにいかないこと
世の中が自分についてこない
他人が自分の気持ちをわかってくれない

僕らはただ生きてるだけで、
本当はものすごくしんどい。



そういえば人間の脳には、
他人の感情に共感する器官があるらしい

だから、
他人が楽しそうに笑ってたら、こっちまでおかしくなって笑ったり、
他人が悲しそうに涙を流していたら、こっちまでもらい泣きしたり。

そういうのは、人間の本能らしい。



だから、人は人の気持ちを、
その傷ついた心とか、寂しい心を
少しなら分かってあげることができる。


だけど

解決できるのは稀だ。




一緒に泣いて解決するようなことは、
大した問題ではない。

酒を飲んで発散するようなストレスは、
本当は人を苦しめない。



本当の苦しみってやつは・・・
本人にしかわからない。


そして
その当人は、その苦しみは自分にしかわからないということを知っているから、
いつの時代も知っているから、
悲しみを誰かに伝えようとはしない。
誰かが自分のために泣いてくれたら嬉しいだなんて思わない。

時間が解決するというのも嘘で、
薄れた記憶なんて、あるきっかけで全て戻ってくる。


苦しみを
悲しみを
誰かに取り除いてもらおうなんて思っちゃダメだ。




きみがすべきことはただひとつ





今あなたが心に溜めている苦しみの感情を
もう少し大きな心に移し替えること。


そしてその大きな心の空いてる部分に
ありったけの楽しみを詰め込む事。


そう

言葉の聞こえは悪いけど、



誤魔化してしまえばいいんだ




もらうものは同情じゃなくて歓情でいい

深い理屈なんていらない
過去の過ちを反省なんてしないでいい

それだけ傷ついてるなら、
きっと君は悪くないから




僕がありったけの楽しみをあげよう


きっと
君の周りの人がありったけの楽しみをくれるでしょう



だから、
何も忘れないでいい


その苦しみも涙も悔しさも優しい過去も
何も忘れなくていい



そうすれば

前を向いて生きることも

いつか きっと思い出す


きっと きっと 思い出せるから






KIRA

for one of my best friends who is in suffering
〜今、苦しんでる大切な友人へ〜


2005.9.3
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by quasi-world | 2005-09-03 21:32 |
2005年 08月 28日

小説の話

注) 本日のブログは、小説などいっさい読まないし、興味もね〜よ、
って方が読んでも、おもしろくもなんともない内容になっておりますので、ご了承くださいませ。


本、読まない人、これでもやって頭を使っててください↓
swan's room



************

さて、今日もまた新宿紀伊国屋にふらふら〜〜って行って、
ぽるぽる〜(?)って本を買った


東野圭吾の『容疑者Xの献身』a0025567_2102581.jpg


帯にはこんな言葉が、

「運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。」



どう?

なんかつまらなさそうでしょ??(笑)


ってか、このタイトルで、この帯のフレーズで、
作家が聞いた事もない人だったら、絶対買わない。


つまり、東野圭吾というネームバリューで買ってるわけだ。


小説というのは不思議なもので、
新人はタイトルもものすごい凝って決めてる(気がする)
あらゆるところに神経質になって、
一部のスキも見せないぜ、俺は、みたいな感じで、ひとつの作品が完成してる。


だけど、
本が売れて来るにつれ、

「別にタイトルなんてどぉ〜でもいいだろう?」

みたいな雰囲気があからさまにでてくる。



Don't judge the book by its cover.
(本をカバーで判断するな)

という言葉もあるが、
これはあたる時もはずれる時も五分五分くらいにある。


だからと言って、ネームバリューばかりに頼ってもよくない。



例えば、歌野晶午という作家がいる。

a0025567_2132931.jpg彼の『葉桜の季節に君を想うということ』という小説は絶品です☆
本当におもしろいし、あんな作品はもう二度と生まれないんじゃないか、
とさえ思う。

だけど、他が微妙・・・だったりする。
つまらなくはないけど、
なんかね〜〜って感じ。




ついこの前まで読んでいた、
柳原慧の『いかさま師』
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ラスト30ページくらいを残したまま、
僕はその本を部屋の隅に投げ捨てました!

前半から、たるいスタートだなあぁとは思ってて、
『でもきっと最後にぐぅぅぅーーーんと盛り上がるはず』
と、信じて読み続け、

ラスト50ページくらいで、犯人がでてきて、

「ふざけんなっ!! そんなつまらねぇ展開にすんじゃねぇーよ!」

と、怒鳴り、投げ捨てて以来、終わりまで読んでません。
どうでもいいのさ、もう・・。


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柳原さんの前の作品、
『パーフェクトプラン』
すごく読みごたえのあるいい作品だったんですよ、

だから、期待して買ったのに・・・かなしぃ(>_<)





ま、そんなこんなでいろいろありますが、
東野圭吾、最近なんかこうズガガーーーンってパンチのきいた作品が
あまり出てないから、今度のは期待してますよ☆


『幻夜』みたいな作品をまた、
お願いしますっっっっっっ(>_<)
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by quasi-world | 2005-08-28 21:15 |
2005年 07月 30日

7/30 忙しさの波


最近また 忙しさの波に飲み込まれている

ここの更新 滞りがち・・・ すいません



そんな生活の中、ふっと空いた時間は読書でつぶれる

最近読みまくってます。

まさに『読書の夏』どえす。

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今はまってるのが、金城一紀作品。
現在公開中の映画『Fly, Daddy, fly』の原作者です。

僕は彼の作品を新しいものから逆行して読んだ☆
この『SPEED』をまず読み、その快活な流れるような物語の展開に感動♪





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その後、この『Fly Daddy, fly』を読んで、
がんばるおっさんってカッコイイーーって感動し、







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そして最後に、このゾンビーズシリーズの原点である(らしい)『レヴォリューションNo.3』を完読!!

それぞれのキャラの個性づけがおもしろく、
ほんと〜に読みやすい☆

こんなに早く本を読んだのは初めてかも☆






この夏は、海にも山にも行かず、
クーラーもない部屋の中で、
ただひたすら本を読む夏になるでしょう

あああぁぁ、幸せ♪



blogもちゃんとアップします、はい m(_ _)m
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by quasi-world | 2005-07-30 07:33 |