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隣人のひとり言

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2004年 09月 27日

9/27 アイデン&ティティという映画

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僕はロックを歌わない
僕はロックを聴かない
だけど
ロックな生き方はすごく好きだ。

「ロックな生き方」なんて言うと、
少し気恥ずかしいくらい使い古された
言い回しかも知れないが、いや、
きっとそうだろうが、それでも他に
なんと表現していいか分からない。

自分を持つ事
そしてそれを持ち続ける事
貫き続ける事
信じた事を信じ続ける事
自分を信じる事
他人に負けない事
納得のいかない事に納得しない事
面白くない事を笑わない事
人の生き方をうらやましがらない事
過去を振り返り後悔しない事
尊敬する誰かを持つ事
「これでいいや」なんて妥協の大人にならない事
うまくなくても素直に生きる事
不幸でも笑って過ごせる事
自分では不幸だと思わない事

なにより
自分というものを握りしめしっかりと持つ事

それが
ロックなんじゃないだろうか?


『アイデン&ティティ』という映画は
いろんな事に改めて気づかせてくれた。
考えれば考えるだけ不安がつのるこの世の中で、
自分がどう生きるべきかみんな悩む。
例え間違っていても、答えを出した事自体に
安心して生きてる大人達と比べながら
自分というものの模索を止めない。
そういう生き方がある。

問題というのはどんなものも、
早く答えを出すことに意義があるんじゃない。
正確な答えにこそ意味があるんだと思う。
正直な答えにこそ。
5年前、当たり前だと思ってたそんな真実も、
今じゃヒトに言われないと思い出さなくなっていた。
時が過ぎれば不安はやはりつのり、
実現という言葉がひっくり返り、現実となっておしよせてくる。

僕の実現は何処だ?
「天下をとってやる!」と燃えていた炎は何処だ?


・・幸いまだ、燃え尽きてはいなかったようです
心の底にしっかりと、今もしっかりと、持っていました


やらなきゃならないことをやるだけさ。
だからうまくいくんだよ。


でしょ?そうでしょ?
やっぱりね。
僕はやっぱり間違ってなんかいなかった。
間違ってなんか、いなかったんだ。

by quasi-world | 2004-09-27 22:59 | 映画


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