2006年 02月 20日
最近、本当に変な事件が多いですね。 子供が被害者になったり、子供が加害者になったり。 ミスチルの『タガタメ』を思い出します。 つい先日も、幼児二人が同級生の母親に殺されるって事件、あった。 動機は、犯人が自分の娘がみんなに馴染めないのは、 周りの子供が悪いからだ、と信じ込んだから。 いやいや、動機なんてどうだっていいんですよ。 なんか、事件起こるとすぐ「動機はなんだ??」とかいって ニュースを盛り上げるけど、 僕からしたら、別に動機なんてどーだっていいと思うんです。 だって、納得する動機なんてありますか? 「あぁ、それなら殺しても仕方ないね、同情するよ」 なんて動機最近ありましたか? 少なくとも僕はないですよ。 動機よりも大事なのは、 どうして加害者は、人を殺すという行動にでたのか、ってことだと思う。 動機ってのは、人を恨む理由であって、「殺しの理由」ではないわけでしょう。 「殺人の動機」ってフレーズをよく聞くから すっかりお馴染みになってしまってるけど、 「恨む、嫌い、気に入らない」→「殺す」 ではないですからね。 途中のプロセスが抜けてるんですよね。 「恨む、嫌い、気に入らない」→「解決策を模索する」、「我慢する」、「相談する」 こういうチョイスがまずあるはずなんですよ。 それがない。 最近の事件は、その段階をスキップして、 さっさと「無理」、「殺すしかない」という答えに飛ぶ。 で、頭が悪いから、すぐ捕まる。 衝動的な感じのが多いでしょ? どう考えてもすぐ捕まるやん、って犯罪ばっかり。 だからやっぱり、落ち着いて解決策を考える時間がまったくないんですよ。 そこを飛ばしてる。 で、どうしたらいいのか?? 僕らにできることは、 人が他人に対して、「警戒心」ではなく「心配心」を持って接することだと思う。 「あの人は行動がおかしいから近づかないでおこう」とか 「あの子はすぐ喧嘩するから、うちの子は近づかないようにさせよう」とか 何か通常と違うと、人はすぐにそこから離れる。 だから、その中心にいる人は、 周りとの距離が遠くなり、ますます孤独になる。 なにか いつもと違ったら、「警戒」ではなく「心配」してみては? 最近の事件は、ちょっと前までではありえなかったような事件ばかり それは、単純に何かが増えたのではなくて、 何かが減ってしまった結果のような気がするから。 無くしたものに気がつかないと、 亡くすものもまた大きいですよ。 *********************************** KIRA http://www.quasi-world.jp/ ***************************************
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| 2006-02-20 21:21
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