2004年 06月 08日
今日は窪塚くんの飛び降りについて語りたいと思う。 言わずと知れた人気俳優の窪塚洋介、僕は彼を俳優としてというより、いつも人間として観ていた。人間として観て、「興味深い」と感じていた。 例えばテレビのインタビューや映画の舞台挨拶などを見ると特にそう感じる。それは親近感に近い感情かも知れない。切ない感情だ。 「言いたい事がある、伝えたい事がある。それがうまく言葉にならない。でもなんとかがんばって言ってみる、聞いてる人たちが義理でうなづく、認めてやるって顔で微笑む、あなたのそんなところが魅力だよと勘違いする」 ーーーそんな観衆に囲まれて、人気者になって、きっと彼は少しづつ「何かが違う」と感じていったんじゃないだろうか?僕には彼はいつも、ひどく、辛そうに、見えた。 彼は彼なりに悩み、迷い、出口を探し続けていたんだと思う。 詳しいことは知らない。具体的なことは分からない。 でもきっと根本的なことは同じだと思う。 僕も時々この世から離れてみたくなる。それは別に死にたいってわけじゃない。 まったく違う。ただ、自分が持ってる悩みの解決材料を探していて、この世の中で探していて、ありとあらゆるものを試して、それでも見つからない時、ふっと「ここじゃない所にあるんじゃないか・・」と思ってしまう。思いたくなってしまう。 飛び降りてる瞬間に何かが見えるとしたら、それはきっと平凡に地上で生きてるうちには見えない何かだろうから。 ま、窪塚くんがそんな目的で飛び降りたかどうかは知りませんが、でも自殺はよくない。絶対によくない。だから僕は死ぬ程悩むことがあってもきっと自殺はしないだろう。 理由は簡単。 自分の負けを認めたくないからだ。自分に解決できないことがあるなんて認めたくない。僕は他人に対して闘争心は全然ないが、自分自身に対してはかなりある。めちゃめちゃある。諦めるなんて絶対したくない。時間がいくらかかってもいい、自分でなんとかしたい、そう思って生きてる。そして、それが楽しい。 この世の中は広い。まだまだ知らないことが沢山ある、そして、死ぬにはいつだってほんの少しだけ早すぎる。 自殺はよくない。 きっと悲しむ人がいるから。 自殺はよくない。 人間はそんなに弱くはないから。 自殺は、よくないよ それが全ての解決になるなら、誰も生きることを迷わないから。 わかってくれる人はきっといる。僕も最近それがやっとわかった。 ーーー窪塚くんの回復を祈って。Hope he gets better soon.ーーー http://www.freestyle-freelife.jp/free.html
by quasi-world
| 2004-06-08 20:23
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