2004年 07月 14日
また、変なことを言ってる人をみつけた。 たわいない事なんですが、数日前にテレビを見てたら選挙活動のニュースをやってたんですよ。いろんな地域を回って、町人たちと握手してまわるっていう、あれ。 荻原選手、がでてたんですよ。 あのスキーの荻原選手ね。双子のお兄さんの方。 そんで、いろんな人と握手して回ってて、その後に弟さんがついてきてて、弟さんも握手してた。 そしたらみんなが、「ああ、びっくりしたー!弟さんかい!同じ顔が来たもんで、びっくりしたわい! へえ〜、でもそっくりだねえ〜。すごいね、なんか!」 って言ってた。 でもそれってそんなにすごいかな? 僕は逆に、まったく似てない一卵性双生児がいた方が驚き桃の木だと思う。 (そういえば京都に住んでたころ、近所に「驚き桃の木なんたら」っていうお好み焼き屋さんがあったなあ〜、なんかちょっとしみじみ。) 一卵性双生児って、詳しくは知りませんが、卵子一個が分裂してできるわけでしょ?つまり元々は同じものがふたつになるわけですから、似てるもなにも、同じで当たり前でしょ。 二卵性だったら、普通の兄弟と同じくらいらしいですよね、似る率も似ない率も。 だから男女の二卵性も当然ありえるわけだし。 一卵性双生児を見て「似てる」っていうリアクションはそろそろやめにしませんか? そっから何か新しいものが発見されるわけじゃあるまいし。 それよりか、そこに個性を見つけてあげる事に専念した方が、その人たちにとっては嬉しいのでは? あ、あと何かの事件で犯人が捕まったときの近所の人のコメントで、 「あんな事する人には見えなかった・・とても真面目な青年だった」 ってコメントももういらんでしょ? 普通の人が普通に犯罪を犯すんですよ、今の世の中は。 「金田一少年の事件簿」とか一時期流行った漫画があったでしょ? あれ読んでたら、一番怪しくない人が怪しいと思うのは普通だから逆にありそうな人が犯人なのかも知れないけどその裏をかいてるかも知れない、みたいな。 もー、わけわからんようになるでしょ? そして誰を疑ったらいいのかというより、誰を信じたらいいのかも分からんようになる。 それが現実の世の中にも起こってる。 それが普通になってきてるんですよ。 要は占いと一緒で、信じたいなら信じればいい、疑いたいなら疑えばいい、のかも知れません。 世の中まだまだ捨てたもんじゃない、そう思える方。僕は立派だと思います。 ですがその中で何人の方が「明日から自転車に鍵なんかかけない」と言って、それを実行に移せるほど人を信用できるでしょうか? 何を信じようとも、自転車を盗まれたら、鍵をかけなかった奴が悪いーーそう思われてしまう世の中なんですよ。少なくとも今はまだ、ね。 HPはこちら、ちょっとリニューアルしました
by quasi-world
| 2004-07-14 23:00
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